胆石日記13

●2012年2月13日
 6:20、検温、35.7℃。血圧測定はなし。
 7:30、朝食。今日は食パン2枚、マーガリン、みかんヨーグルト、牛乳200ml。昨日もそうだったが、昼食・夕食に比べて朝食は簡素だ。ダイニングに持っていって、食パンはトーストにする。パンの焼ける匂いが香ばしく食欲をそそる。もともと小食だったり術後で十分に食べられない人もいるだろうから、食パン2枚はけっこう量が多いんじゃないか、と思う。トレイの返却台に食べ残したパンも残っているし。

 8:10〜9:10にかけて。病室のトイレ、床、ベッド周りの清掃がある。床は拭き掃除、ベッドの周りはテレビ台や収納をアルコールで消毒も含めておこなってくれる。
 10:00、検温と血圧、99/73、36.6℃、そして回診はOKB医師とKKW医師。右腹の手術創に貼ってあるシールを貼り替え。糖尿病の薬も今日から服用して良いとの指示がある。
 10:20、手術後に初めての排便。おととい2月11日の昼ごはんから食べているので、食べて2日後に出てきたというサイクルだ。食べ物が排泄されるまでは48時間ときいていたが、まさにその通り。

 10:30、「健康保険限度額適用認定証」を病院に提出。入院で医療費が高額になったときに、所得に応じて一定限度額以上払わなくて良いという健保の制度。入院前にパナソニック健保で申し込んでいたのが、2月10日には自宅に届いていたのだが、土日は病院の受付が閉まっていたので、本日提出。「認定証」には退院まで病院で預かる、と書いてあったがコピーをとって返却してくれた。
 いったん病室に戻って、その足で8階から12階まで階段を歩く。手術後は出来るだけ歩いて腸を動かすようにしなさい、と言われている。歩くことで腸の運動が活発になり、おならや便が良く出るようになるらしい。いずれも溜め込むとよくないので、積極的に歩くようにとのこと。また、他の患者さん看護師が話しているのを聞くと、腸の手術の場合には切ったところが治ってゆくにつれて、同時に腸同士が癒着してしまうリスクも出る。コレを防ぐのにも歩くのが良いとか。

 12:00、昼食は、鶏むね肉のカレーライス、具材のニンジン、玉ねぎ、グリーンピースはしっかり形が残っている、付け合わせはラッキョウ。サラダはキュウリの塩揉み、シーチキン、ブロッコリー、コーンでフレンチドレッシング掛け。チンゲン菜のスープ。
 13:20、ちょうど看護師がきて身体を拭いているところに、妻が見舞い。身体を拭き終えて、パジャマも交換し、ダイニングで暫しおしゃべり、今度買う車の色をアレコレ話す。この間にベッドのシーツを交換してくれた。
 15:00、妻帰宅。しばらく昼寝する。
 17:45、看護師交代。
 18:00、夕食。鮭のマヨネーズ焼き、付け合わせの焼き野菜にかける醤油は、小松菜ゴマ和えと同じく、お盆の冷たい側に乗せてある。煮物は、切り昆布に大根だと思ったが、箸を入れたら感触が違うのでジャガイモと思いきや、口に入れるとサツマイモ。なかなか意外性のある煮物だった。汁椀は薄切りの大根、人参、薄揚げ、椎茸に蒟蒻、味噌汁というよりは、けんちん汁なのかも。動いてないのでお腹もあまり空かない。全部は食べきれず、ご飯を3割ぐらい残す。
 19:30、OKB医師来室。明日は血液検査をするとのこと。この結果で退院の日付を決めるらしい。いちおう会社には明後日の2月15日まで休みを申請しているので、それ以降になるのだったら、連絡を入れねば。
 19:40、検温、36.5℃。平穏な平温である。
 21:00、就寝。

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