胆石日記11

●2012年2月11日(手術翌日)
 10:00、回診。主治医のNKB医師が来て、心電図、右腕の血圧の測定ベルト、左指の脈拍の測定機をはずす。右腹の手術創に貼っていたシールの貼り替 え。昼食から普通に食べてもOKとの許可がでた。

 11:00、点滴と膀胱に入れていたカテーテルも抜いて、病室に歩いて戻る。歩くのは大丈夫だけど、ベッドから起きあがるのは手術で切ったところが痛く て一苦労。820号室でベッドの準備が出来るまでイスに座って待っていたら、血の気が引いてきて頭がフラフラしてきた、手のひらも真っ白。手術からまる一 日をベッドに寝たままでいて、久しぶりに起きあがったので貧血になったよう。ベッドに寝ていたら少しずつ回復した。看護師からは、カテーテルを外して最初のおしっこは量を計るので、トイレのカップにとるように指示あり。

 12:00、昼食。一昨日の夕食以来の食事だ。メインディッシュは、むつの照り焼きに茹でたインゲン豆添え、煮物は鶏肉とカボチャにキヌサヤ。薄揚げの 味噌汁に漬け物。

 13:00、身体拭き。看護師が熱いフェイスタオルをいくつか持ってくれる。手の届かない背中は看護師が拭いてくれる。首筋から肩のあたりの凝るところに、熱〜いタオルをぎゅうっと押しつけられると、とても気持ちよい。パジャマも手術着から持参のものに着替え、下着もT字帯になってたのを普通のパンツに 替える。

 18:00、夕食。豚肉のソース煮、カボチャ、蒸し野菜、小松菜と豆腐の煮びたし、若布のお澄まし、ジョアの白ブドウ味。手術創がしくしく痛むが、胃腸はいたって元気なので残さず食べきる。
 18:30、検温と血圧測定。36.5度。109/73。
 19:40、麻酔担当のYNK医師が様子を見に来た。


夜はあれこれ付けられていたチューブやケーブルなどがなくなって、ぐっすり寝られるかと思ったが、4人部屋だけに、他のベッドの患者さんのナースコールも あって、眠りを中断される。手術創の痛みもあって、咳をしたり、喉に絡んだ痰を吐き出すのも、痛みと戦いながらだ。ともあれ、手術は終了。あとは徐々に回復してゆくことだろう。

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