さばそぼろ

・概要
背の青い魚は、大人でも嫌いな人が多いですが、子供にとっては余計に食べにくいもの。この「さばそぼろ」は、醤油、ミリン、酒に味噌、ショウガで味付けするので、サバの臭みも気にならないうえ、野菜もたくさん入るので栄養バランスもＯＫ。酒の肴にも、ご飯のおかずにも、お弁当の友にももってこいです。

・材料
さば（三枚おろし）１尾、ニンジン１／３本、タマネギ１／２個、干しシイタケ４枚、ショウガ１かけ、万能ねぎ適宜、サラダ油大さじ１、Ａ（しょうゆ大さじ４、ミリン、酒各大さじ２、砂糖大さじ１、みそ大さじ１／２）

・作り方
（１）さばは頭を上にして、中骨の両側の身をスプーンでかき出す。
（２）にんじん、タマネギは粗みじん切り、干ししいたけももどして粗く刻む
（３）鍋にサラダ油を熱して、さばの身とショウガのみじん切りを炒め、さばがざっとほぐれたら、（２）の野菜を炒め合わせる。Ａを加え、汁気がなくなるまで、混ぜながら煮る。万能ねぎの小口切りを散らし、ご飯にのせて。

・出典：ごちそうさまが、ききたくて／栗原はるみ著　ISBN4-579-20421-2

・ひとこと
サバの臭みをとるショウガと味噌が、味付けのポイント。そぼろなので、できるだけ水分を飛ばしてポロポロに仕上げたいところ。醤油、ミリン、砂糖と焦げ付きやすい調味料を使うので、水分が残っていてグツグツ言っている内は大丈夫だが、煮詰めの後半は手早くかき混ぜること。個人的には血合いのところまで入れたいが、どうしても小さい骨が混じるので、これをとるのに苦労する。野菜はレシピ以外のものをいろいろ使っても良い。茄子、ゴボウはなかなか合った。数多くの野菜をいれておけばおくほど、これだけでＯＫの栄養バランスおかずになる。

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