土鍋でキノコの炊き込みご飯

・概要
最近はおかゆも、玄米も、炊き込みご飯も、何でも炊飯器で出来てしまいますが、お鍋で作るご飯は意外と手早く炊けて、お焦げもおいしく出来上がります。ここではキノコの炊き込みご飯をご紹介。

・材料(2〜3人分)
(1)お好みのキノコを三種類ぐらい。しめじ、舞茸、えのきに椎茸。マツタケなんて贅沢しなくても大丈夫です。
(2)ダシ昆布10センチ×5センチぐらい、薄口醤油×大さじ2、酒×大さじ1。
(3)忘れちゃいけない、お米二合。

・作り方
(1)米は研いだあと、ざるで水を切っておく。
(2)土鍋に、普通にお米二合をたく分量の水を張って、ダシ昆布に切り込みを入れたのを30分ぐらい浸しておく。
(3)昆布を取り出した鍋に、お米を入れて30分ぐらい浸漬。面倒だったら、昆布とお米は一緒に水に漬けておいてもOKです。ただし、炊くときには必ず昆布を取り出してください。
(4)醤油×大さじ2、酒×大さじ1を入れて、ざっと混ぜる。味付けはお好みで、濃いのが好きな方は醤油多めとか、塩少々を追加してください。
(5)キノコをお米の表面が見えなくなるぐらいたっぷり乗せたら、蓋をしてコンロに着火。
(6)ぐらぐらっと沸騰するまでは強火で炊いて、沸騰したら弱火にする。
(7)グツグツがおさまって、おこげのチリチリした音と香ばしい匂いがしてきたら、火を止める。おいしそうな音と香りで、出来上がりを見極めてください。鍋と蓋の間に吹き出た水分が乾いてくるのも、ひとつのポイントです。
(8)10分〜15分蒸らして出来上がり。なべ底のお焦げも混ぜて、さぁ召し上がれ。

・出典:いろんなレシピから参照したオリジナル

・ひとこと
鍋で炊くご飯は水加減が難しいとかいいますが、基本はお米の容量=水の容量でOK。「醤油や酒の調味料分だけ水を控える」という説もありますが、体験的にソコまで細かくしなくても大丈夫です。多少のお焦げがあっても、それもまた美味しい。このレシピでは、浸しておいた昆布がちょいと水分を持っていくので、それも効いているのかもしれません。具自身が水分を持っている材料を炊き込むときは、具材自身の水分で炊けるので、水の追加はナシ、というのが私のレシピです。

・ふたこと
スーパーで買ったキノコは、この分量の炊き込みご飯に作るだけでは余ると思います。バターでソテーして、塩、胡椒を振るだけで、もう一品のおかずが出来上がり。味噌汁にしちゃうという手もあります。出汁なんか取らずに、水からキノコを入れて煮ていけば、キノコの美味しさがにじみ出て来ます。後は味噌を入れれば出来上がり。

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