タイトル

今夜、すべてのバーで

著者

中島らも

出版社

講談社

価格

\1,200

ISBN

ISBN4-06-205259-8

前から、本屋の平積みで気になっていたのですが、 ようやっと買ってきて読んでます。まだ途中だけど自分の飲み方に自信をつけましたね。今のスタイルで飲んでる限りは、絶対アルコール依存症に陥る心配はないってね(^・^)。

  • 「アル中になるのは、酒を「道具」として考える人間だ。・・・・この世からどこか別の所へ運ばれていくためのツール、薬理としてのアルコールを選んだ人間がアル中になる(P47)」
  • 「男にはある程度文化的な耐性があるが、女にはそれがない。台所で一人、計量カップで流しこむ酒に、制止や歯止めという文化はない(P120)」
ふたつ目の引用に対しては、正統派の飲んべ女性陣からは反論があるでしょうが、いずれにしても憂さを忘れるため、酔うためにだけ飲む人がアルコール依存症になるということですな。わたしとか、自宅にバーを作ってしまった某氏のような輩は「酒が好き」(海が好きっ!でわない)なだけでなく、文化を背負って飲んべしてるのだあ、と思った次第。

さやかさんと一緒に一杯やりたくなる本です。

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