立山黒部アルペンルート〜名古屋の旅 −2016/9/23〜9/25−

シルバーウィークの休みを利用して、立山黒部アルペンルートへ行ってきました。大阪から北陸路を富山に入って、アルペンルートで長野へ、帰りは名古屋周りのルート です。

特急サンダーバード、北陸新幹線、富山地方鉄道、トロッコ列車、バス、ケーブルカー、トロリーバス、ロープウェイ、JR在来線の特急しなの、東海道新幹線と利用した交通機関が多種多様。最後は名古屋のリニア鉄道館でリニアモーターカーや旧国鉄の車両も見物してきました。

行程は、
9月23日  大阪〜サンダーバード〜金沢〜北陸新幹線はくたか〜黒部宇奈月温泉、新黒部〜富山地方鉄道〜宇奈月温泉、宇奈月〜黒部峡谷鉄道(トロッコ列車、普通客車)〜欅平、周辺散策〜トロッコ列車、特別客車〜宇奈月、宇奈月温泉「宇奈月グランドホテル」宿泊

9月24日  宇奈月温泉〜富山地方鉄道〜立山〜立山ケーブルカー〜美女平〜高原バス〜室堂、周辺散策〜立山トロリーバス〜大観峰〜立山ロープウェイ〜黒部平〜黒部ケーブルカー〜黒部湖、黒部ダム散策〜関電トロリーバス〜扇沢〜バス〜大町温泉郷、「山田屋」宿泊

9月25日  大町温泉郷〜バス〜信濃大町〜JR大糸線〜松本、松本城〜特急しなの〜名古屋〜あおうみ線〜金城ふ頭、リニア鉄道館〜あおうみ線〜名古屋〜新幹線のぞみ〜新大阪

●北陸新幹線
初めて乗りました。とはいっても、金沢から宇奈月温泉までの40分ていどだったので、お昼ごはんの駅弁を食べただけ。新しいだけあって車内のデザインも金箔をイメージして洒落てるし、トイレがきれいなのや、座席のヘッドレストが可動なのにも感心してみたり。

●トロッコ列車
宇奈月から欅平までを往復。片道1時間強の乗車です。行きは屋根だけでオープンな普通客車、帰りは窓もある特別客車を利用しました。車両はテーマパークにあるアトラクションの乗り物のようでワクワク感があります。さらに山の中を谷沿いに走っていくので、客車ギリギリの狭いトンネルを通る場所が多く、目の前を凸凹の壁が走りすぎるのはなかなかの迫力です。9月だったのでまだ木樹は緑でしたが、紅葉の時期に来たら素晴らしいだろうと思いました。

天気が良ければ、風を感じて走る普通車が絶対おすすめです。また雨だと窓のある特別車が良さそうに思いますが、締め切った車内は窓ガラスが曇ってしまうので、小雨ぐらいなら普通客車のほうが良さそうです。ただ風は冷たいので、お天気の良い日のお昼前後を挟んで普通客車で欅平まで往復出来たらベストでしょう。京都府・保津峡のトロッコとはまた違って、スリルも感じられるのが楽しいです。

●欅平
周辺散策のコースがあり、温泉や足湯もあるのですが、滞在時間があまりなかったので簡単に周辺をめぐっただけ。小雨がずっと降っており冷たい散歩でした。

●室堂散策
アルペンルートの最高地点で散策。高山植物、険しい岩の山々、湧き水も美味しい。ここまでの移動も交通機関に乗っているだけだし、室堂の散策コースも整備されているので登山装備の必要もなく、散歩の延長で楽しめます。しっかり山歩きをなさる方は、それなりの装備で歩くのでしょうが、近郊のハイキングスタイルでも十分楽しめます。我々が訪れたときは気温も寒くなく、肌着と長袖シャツでしたが、歩いているうちに汗ばんでくるぐらいで、念のために持参したウィンドブレーカーは全く不要でした。

●トロリーバス
初めて乗りました。架線からの電気供給で走る、要は路面電車のバス版。立山トロリーバスも関電トロリーバスも黒部の山の中を走るので、ほとんどトンネルの中。このトンネルもトロッコ電車に負けず劣らずの狭さなので、窓越しですが目の前をトンネルの壁が走りすぎます。

●ホテル
「宇奈月グランドホテル」と「山田屋」の2つに泊まりましたが、対象的なホテルでした。宇奈月の方は極力省力化を図っていて、チェックインしたあとは、部屋までの案内もなく荷物も自分で運びます。その代わりでもないでしょうが、館内はWi-fiが完備していて、英語、中国語、ハングルの案内もありました。
山田屋はそれとは正反対で昔ながらの温泉旅館。地元のおばちゃんが務める中居さんが部屋まで荷物を運んでくれ、お茶を入れてくれて、その間もずっと喋っている。

●リニア・鉄道館
リニア鉄道館ではなくて、リニア・鉄道館。たしかにリニアは鉄路を走るわけではなく、電磁石で浮遊するまではタイヤ走行なので、ここはリニアと鉄道の館。アルペンルートから帰る行程を名古屋経由にしたので、どこに寄ろうか検討した結果ここにしました。名古屋駅からは電車で25分ぐらい近く、駅前にあるので便利。蒸気機関車のC62からリニアモーターカーまで各種車両が展示されています。運転のシミュレータは別料金かつ抽選なのでパスしましたが、ざっと3時間の滞在ではまだまだ見足りませんでした。

鉄ちゃん以外にはあまり時間をかけてみることもないと思っていましたが、いやいや楽しい施設です。ジオラマも規模大で、東京〜大阪を再現しているのですが、細かい芸があちこちに施されています。横浜のコンサート会場は観客の一人ひとりも再現していて、千人ぐらいいるかね、という感じ。ジオラマの中ではリニアモーターカーも実験線を走っています。スピードが新幹線より速く設定されてるのも細かいところ。

●食べたもの
9月23日
朝:いつもの休日の朝ご飯。トースト、ゆで玉子、KIRIのクリームチーズ、トマト、貝割れ大根、「理想のトマト」ジュースにコーヒー。

昼:金沢駅で買ったお弁当「加賀の四季」。2段重ねになっていて、ご飯の方は、ひょうたん型に持った白ご飯と梅>の花形にした炊き込みご飯、柴漬け、まんじゅう。おかずの方は、エビの天ぷら、鶏肉の煮物、ホタテの煮物、卵の巻焼き、モミジ麸、飛龍頭と筍と人参の煮物、さつま揚げ、縁をピンク色にして梅をかたどったシュウマイ、ミニトマト。

夜:白和え、ゴマ豆腐、マス寿司、里芋揚げ、さつまいも甘煮、刺し身はイカとハマチとエビ、サーモンと山芋の焼き物にクリームソースかけ、豚肉のしゃぶしゃぶ、レンコンの真丈とモミジ形にした里芋に金時人参の餡掛け、ご飯と赤だしに大根の漬物とたくあん、デザートにさつまいもベースのプリンみたいな蒸し物と栗の甘露煮に梨。

9月24日
朝:ホテルのバイキングは、パンもあるが基本的には和食のメニュー。キス、塩ジャケ、サヨリは干物をコンロで炙って食べる。おかゆ、味噌汁、湯葉、温泉卵、卵焼き、スパゲティ、大根おろしにジャコ、おから、大豆の煮物、昆布の佃煮、梅干し、白菜の漬物。食後にコーヒー。

昼:黒部ダムのレストハウスで、黒部ダムカツカレー。

夜:食前酒にりんごワイン、前菜は湯葉揚げ、山菜とアサリ、山海漬け、松風。吸い物は魚の麺と三つ葉のお吸い物。お造りはサーモン、マグロ、甘エビ。酢の物は切干膾ミル貝、蛇腹に切ったきゅうり、ナタマメの花。煮物はエビとしいたけ、キヌサヤ、ひじき巻き。焼き物は岩魚にきゃらぶきとはじかみ添え。お鍋は豚肉のしゃぶしゃぶでシメジ、舞茸、水菜。蒸し物の椀は蕎麦のムース。揚げ物は、彩豆腐、ナス、マグロの大葉巻き、かぼちゃの天ぷら四種。替わり鉢のおざんざは地元の佃煮。ご飯は山菜の炊き込みで漬物に野沢菜と赤かぶ。デザートはシャーベット。

9月25日
朝:おかずのメインは塩鮭、湯豆腐、さつま揚げとこんにゃくの煮物、人参とごぼうのきんぴら、温泉卵、旅館のおすすめの辛子三撰きのこ、梅干し、野沢菜の漬物、山菜の漬物、焼き海苔、味噌汁。これでおひつのご飯を三膳いただく。

昼:松本駅で買った駅弁「山菜ちらし寿司」、メインの山菜は、こごみ、わらび、ゼンマイ、平茸、しいたけ、たけのこ、人参が錦糸卵の上にトッピングされている。お米は長野県産米に長野県産のもち米。ワカサギの甘露煮、フキの煮物、高野豆腐、てまり麸、山菜ちらし辛子稲荷巻き、ワインゼリー。松本から名古屋までの間、特急「しなの」の車中、中津川付近でキリンの一番搾りとともにいただく。

夜:地元まで帰ってきて王将で、天津飯とレバニラの定食

(2016/10/21更新)

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